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継続は力なり 
田上豊光さん

月日の経つのは早いもので、若林先生に歯の治療をしていただいてから既に26年になります。

当時、歯磨の際出血したり、一部の歯がぐらついていました。たまたま『壮快』という健康雑誌で若林先生を存じ上げ、歯周病の恐ろしさを知りました。早速、若林先生に治療をお願いしました。今にして思えば、この出会いこそが運命的であり、現在の歯の健康の維持につながることになったのです。

先生は、できるだけ歯は抜かない、ブラッシングを徹底するという方針でした。爾来、先生と歯科衛生士さんにブラッシングを徹底的にしこまれました。正しいブラッシングにより歯垢、歯石が付かないようにするのです。とおり一遍のブラッシングでは役にたたないことを知らされました。また、これまで歯の治療に恐怖感を持っていましたが、先生の治療では痛みを感じませんでした。そして歯を治すには医者と患者の共同作業である旨丁寧に説明されました。さらにベテラン歯科衛生士さんの渡辺雅子先生による、ブラッシング指導も適切な話題を交えながら行われました。歯の治療には2年ほどかかりました。

その後、5〜6名の歯科衛生士さんのご指導を受け、そして1994年より現在まで14年間にわたり歯科衛生士さんの鶴岡薫先生にご指導をいただいています。

治療が終了してから20数年間、3か月ごとの定期健診を先生と歯科衛生士さんのチェックを受けています。とくに歯科衛生士さんの鶴岡先生のチェックは非常に厳しくて、毎回磨き残しを何か所も指摘されています。3種類のブラシを用いて、特に就寝前に重点を置き、約30分かけてブラッシングを行っています。1本ずつ丁寧に磨いていると30分はアッという間に経過します。ラジオを聴き、手鏡見ながらのブラッシングは重要な日課となっています。どんなに夜遅くても、旅先でも就寝前のブラッシングを怠ったことはありません。ブラッシングをしないと安心して眠りにつくことができないのです。

昨今「八○二○運動」が実践されています。最近では「九○一六運動」とも言われているようです。成人の約8割がかかり、歯を失う原因ともなる歯周病を防ぐには、早期に若林先生のような超ベテラン歯科医による診察、治療を受けることと、さらにベテラン歯科衛生士の指導による正しいいブラッシングを身に付けることです。

最近の研究によると、歯周病は単に口の中の病気に止まらず、動脈硬化や糖尿病などの全身の様々な病気と深く関係しているらしいとのことです。

特に高齢者が快適に、元気に日々を過ごすには歯周病と縁を切ることが重要です。総入れ歯になった知人は、「人生観が変わった」と言っています。このようにならないために定期健診と就寝前の「30分ブラッシング」を続けていくつもりです。

 
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